【動画更新!】仕事に熱く、仲間思いの若手リーダー 黒羽さん(下肢障がい)
黒羽さんのインタビュー動画はこちら!
Q黒羽さん、本日はよろしくお願いします!いまされている仕事内容について教えてください。
―法務グループのリーダーを務めています。部署としては、行政への入札の手続きの仕事が主になります。
Qリーダーの仕事はどのようなものですか?
―チームの進むべき方針を決定し、メンバーへ方針を共有し共にゴールを目指す。仕事を細分化してメンバーに適切に割り振ることや、メンバー育成を担当しています。メンバーでも人によって性格が全然違うので、マネジメントは苦労しますがやりがいを感じています。
実はこの4月にリーダーになったばかりなので、まだ慣れていない部分もありますが。
あとは、取引先であるリクルートグループと交渉もします。
Q黒羽さんは入社3年目でリーダーになられたのですよね。どのようなきっかけがあったのでしょうか。
―配属から8カ月ほどで、先頭に立って業務を進める状況になりました。これが自分の中で転機となりました。配属から8カ月ほどでしたので、業務も覚えきれていないような状態でしたが、見よう見まねでコツコツと頑張りました。まずは自分の業務をできるようになり、そしてその後は他の人の指導もできるようになりました。
Q業務の中ではどのような工夫をされていましたか?
―業務の改善提案をする際に、数字で論理的に説明すること、何事も試しにやってみる、という姿勢を持つようにしています。
とある業務が専門性の高い内容で、こなせるようになるまでに時間がかかるものでした。部署の中でその業務をできる人が限られていたので、仕事が集中してとても忙しい状態でした。一方で、手すきの時間がある方がいて、効率が悪かったのです。
それで困っていたのですが、業務の内容を細かく見ていくと専門性・難易度の高い工程と、簡易的な工程があることに気付きました。
そこで、その二種類の工程を切り分けて、専門性の高い工程はこれまで通り専門的スキルのあるメンバーに、簡易的な工程は他のチームの手が空いている人にやってもらうようにしました。
Q業務設計を大きく変えられたのですね。新人がそのような提案をすることについては、反発はありませんでしたか?
―最初はただ「効率良くしたい!」と言うだけだったので、ちょっと嫌な顔をされました(笑)でも、数字を用いて論理的に説明すると、先輩も聞いてくれました。そして、実際にその案でやってみる、という実験をしました。すると効率が良くなり、最終的に業務設計を提案した形に改善できました。
Q目のつけ所が良いですし、とても努力家ですよね。ここまで活躍されていて、リクルートオフィスサポートに入社されるまで事務未経験だったというのが驚きです、、、!
―リクルートオフィスサポートに入社前は、植木屋さんをやっていましたので、まったくの未経験でしたね。PC操作で、改行の仕方も分からないくらいでした(笑)
Q日々の業務の中で事務スキルなどは学ばれたのでしょうか。
―それもそうですが、手厚い研修があったのがとても助かりました。もちろんPC操作、エクセルやワードの使い方についての研修も良かったのですが、コミュニケーションについての研修が特に業務の中で役に立ちました。
Q具体的に教えてください!
―「アサーティブ・コミュニケーション」というものを習いました。これは、何か主張する際に、ただ主張するだけでなくて、相手を尊重しながら適切にコミュニケーションを取る、というものです。僕は一方的に主張してしまうタイプだったので、先ほど話した業務改善の際にすごく役に立ちましたね。
Qありがとうございます。その他に、マネジメント等で工夫されていることはありますか?
―メンバーと向き合うようにしています。障がいについては、センシティブなこともあるのであまり踏み込まないほうがいいかなと思っていた時期もあったのですが、現在はメンバーとコミュニケーションを取りながら、聞きづらい事項についてもしっかり確認するようにしています。配慮はするのだけども、過度に心配しすぎずに信頼して仕事を振る、というようにバランスを心掛けています。
Q平日の夜や休日はどのようなことをされていますか。
―平日夜は他部署の人と飲みに行くなど積極的にコミュニケーションをとるようにしています。部署が違うと仕事や雰囲気も全然違うので、違う部署の方と話すのは面白いです。会社全体のことをつかめてきたのかなという感覚もあります。休日は趣味のピアノや釣りをしたり、育児もしたりと楽しく過ごしています。
Q今後の抱負を教えてください!
―直近では、取引先から新たな仕事を受注できるよう、営業を頑張りたいと思います。長期的には、リクルートオフィスサポートの中で何か新しい事業をつくってみたいと考えています。会社の強みを把握できてきたと感じるので、それを活かせるような事業がないか、可能性を模索していきたい。もちろん与えられた仕事をきっちりやるのは当たり前ですが、自分の役職にとらわれずにチャンスを作っていきたいです。
黒羽さん、ありがとうございました!