リクルートオフィスサポート 在宅勤務社員Q&A
※現在は在宅勤務社員は募集しておりませんが、10月に北海道地区お住まいの方を対象に募集予定です。
Qどういう経緯で在宅勤務社員の募集が始まったのですか?
リクルートオフィスサポートは、1990年の設立よりリクルートグループの特例子会社として障害者雇用に取り組んできました。リクルートグループは成長を続けており、従業員の数も毎年1500人規模で増え続けています。それに伴い、障害者雇用促進法が定める障がい者の法定雇用率を維持するために、雇用を拡大する必要があります。
しかし特例子会社が集中する首都圏では障がい者の採用競争が厳しくなりつつあり、人材を安定的に確保するために地方の方を採用する施策を考える必要がありました。
在宅勤務であれば居住地に縛られずに採用できると考え、リクルートオフィスサポートでは2016年6月から試験的に在宅雇用を北海道で開始しました。地方では企業が少ないため、障がいを持つ方が就労機会を得られておらず、就労していても福祉的就労に従事されているケースが多かったようです。そのため、在宅雇用社員としてリクルートオフィスサポートで採用できれば、雇用者数を満たすことができ、一方で地方の障がいを持つ方に活躍の機会も提供できます。
Q全国で募集をしているのですか?
現在は北海道を中心に採用活動をしています。旭川市が2016年度から「UIJターン促進テレワーク調査・実証実験」に取り組んでおり、それに参加する形で雇用を開始したという経緯があります。以降は小樽や釧路など、道内の他のエリアにも広げていきました。
Qどんな方が働いていますか?
障がいについては多様です。通勤が物理的に厳しいということから身体障がいの方、そして職場でのコミュニケーション・対人関係が苦手な精神障がいの方もいらっしゃいます。以下に様々な障がいを持つ、在宅社員の声を掲載します。
Q仕事内容はどのようなものですか?
リクルートグループが運営するウェブサイトの情報審査が主な業務です。美容情報サイトにユーザーが投稿する口コミの審査や、企業が入稿した求人情報のチェックなどを行います。いずれの仕事もサービスの信頼性や品質を担保する重要な業務です。
Q1日の流れは?
毎日9:30から「朝会」を実施し、各自の仕事内容の確認をします。ビデオ通話を使ったコミュニケーションです。その後審査業務を進めていきますが、業務で不明な点があった場合はグループチャットで相談ができます。16:20に夕会を実施し業務終了です。
Q障がいへの配慮はどのようなものがありますか?
体調の管理を朝会の後にその日の体調を入力し、進行担当がチームメンバーの体調を確認して業務量を調整し、場合によってはリーダーと相談して対応します。業務中も何かあれば個別に相談や報告をしてもらいます。また、通院で休む場合はお互いにサポートし合う仕組みを設けています。
Qメンバー同士はコミュニケーションをとりますか?
在宅勤務だと社員が各自黙々と作業していると思われがちですが、リクルートオフィスサポートではメンバー同士のコミュニケーションが活発です。グループチャットでは仕事のやり取りだけでなく雑談もしています。月に一回程度在宅社員・通常の社員同士でワイワイ楽しむイベントを企画しており、ハロウィンの期間には在宅社員で仮装をしたこともありました。
Q採用基準はどのようなものですか?
スキル面では、ITリテラシーや読解能力が必要です。障がい上在宅勤務をする必要があり、在宅勤務だからこそ頑張れるという方に働いていただきたいと思っております。
(参考)
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1809/19/news011.html
https://www.nice2meet.us/how-recruit-office-support-managemet-people-with-disabilities