総務チームのメインの仕事は「働きやすさ」をつくること。メンバーが働きやすい環境にするため、色々な業務を担当しています。総務の仕事はよく「空気」に例えられます。空気はないと困るが、あっても気にされない。でも、僕がつくりたいのは、「美味しい空気」だったり、「新鮮な空気」です。去年の9月、拠点のあるビルに新しく会議室フロアをつくりました。通常なら「203」のような味気ない会議室名にするところを「グリーン」や「ブルー」、「ストーン」のように色の名前を会議室につけました。それに合わせて扉やカーペットの色も変えています。会議をするという目的なら、そこまでしなくてもいいかもしれません。でも、色使いによって、もっと楽しく、クリエイティブな打合せになったとしたら。それが、会社にとって有意義なことだと考えたのです。会社の中に「新鮮な空気」をおくることで、刺激をうみ、社内が生き生きと活発になる。これは総務が取り仕切るイベントも同じことです。目的に合わせて良い雰囲気までつくる。そこまでが、総務の仕事だと思います。
仕事中のこだわりとして、しないと決めていることがあります。それは、話を適当に聞くこと。「うんうん」と話を流すようなことはしたくありません。話す相手と向かい合って、常に本心で話合いたいと思っています。特に今は、チームリーダーとしてメンバーをマネジメントする立場。相手が話す課題は、自分の課題でもあるのです。ROSの中でどう成長したいのか、何を目指しているのか、得意なこと、苦手なことは何か。真剣に対話することで、それぞれの道が開けていくのです。そういった話合いの場がその人の、会社の、そして自分の成長になると信じています。
実は、中学校を卒業してから10年間は、焼鳥屋をやっていました。そこから高卒認定試験を受け、「きちんと仕事で評価する」実力主義のROSに魅力を感じて入社することにしたのです。会社に入ってからは本当に多くの職種を経験してきました。あるときは、印刷物の進行管理をしたり、あるときは営業としてお客さんから発注をもらったり、あるときはリクルートグループに常駐し、個人情報を扱ったり、ときには毎日のように先方の担当者と議論することもありました。実に多彩な仕事でしたが、無駄なことは何一つなかったと思います。今の総務チームの仕事は、本当に幅広いです。社内イベントだけじゃなく、防災訓練など時には人命に関わることも扱います。目標は様々な障がいやキャリアを持つメンバーが自分を活かしながら、当たり前に仕事ができる環境をつくること。大変なことかもしれませんが、今までの経験があるからこそ、「僕なら出来る」と思っています。
基本的に話をしながら仕事を進めることが多いです。
ROSは本当に様々なことができる会社です。特別なスキルは必要ありません。でも「目的」は持っていて欲しいと思います。「お金を稼ぎたい」とか「偉くなりたい」とかそんなものでもかまいません。それをきっかけにして、当事者意識を持って仕事ができる方をお待ちしています。