会社概要

社長メッセージ

渡邊 千洋

価値の源泉は人

リクルートグループには、「価値の源泉は人」という人材マネジメントポリシーがあります。1990年にリクルートの障がい者特例子会社として誕生したリクルートオフィスサポート(以下ROS)も、この「価値の源泉は人」という考え方を大切にしてまいりました。

人には大きな可能性があります。それはハンディキャップを持った障がい者も例外ではありません。自らの可能性を信じて、ビジネスのフィールドで成長を志向する障がい者が、成長を実現し、それを実感できる職場を提供することで、ROSという会社は成長してきました。

そのために、ROSが大切にしてきたことは、「ケア(care)」と「フェア(fair)」です。障がいによるそれぞれの多様なハンディキャップを認め合い、適切に配慮し合う「ケア」と、それぞれがハンディキャップを背負いながらも、一人ひとりの自己ベストを目指す努力と成長を、公正に評価し合い競い合う「フェア」です。このケアとフェアの考え方は、会社の制度や環境整備のベースになっていることはもとより、お互いの成長を喜び合うことができる信頼の職場づくりの根幹になっています。

印刷やデータ入力という業務からスタートしたROSは、時代の変化に応え、個人情報や機密情報といった重要情報や、インターネットサービスの口コミ情報を扱う業務等に活躍の場を拡げてまいりました。これは、ROSの障がい者一人一人の成長により実現されたものです。これからもROSは、障がい者一人一人の可能性に期待し、その可能性の開花によって新たなフィールドを開拓していきたいと考えています。